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近藤あきとしの『プロセスが教えてくれる本当の幸せ ~人生からのメッセージを受けとる~』[FS02160001]
0円
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22.4MB
■収録時間
26:09
■内容説明
何らかの挫折した体験は誰にでもあると思います。
こうなりたいと思ってた自分になれなかった
目指していた目標が達成できなかった
大切な人を守れなかった
あの時もう少し運があったら・・・
あと少し自分が強かったら・・・
あの怪我、病気になっていなかったら・・・
私自身も振り返れば、思い通りにならなかったことばかりだったように思います。
実家に特別お金が無かったわけでもなく、四大まで進学させてもらい、経済学部から金融機関に就職して、それなりに評価されてそれなりの収入があったのですが、
頭の中は、いつも周りが望むような自分でい続けることばかり考えていたので、「これは私の人生じゃない」そんな気持ちが心を占めていたのです。
30歳を過ぎた頃のある日、ベッドから起き上がれなくなり、会社へも行けず、自分の部屋でただ横になっているしかない状態になりました。
頭の中は自己嫌悪と悲しみが止まらないので、休んでいても休まらない。心の中は出口のない真っ暗闇にポツンと一人で打ち捨てられたようで、諦めと後悔ばかりが湧いてくる。そんな心境でした。
心理カウンセラーとなった今、「やっぱり自分は幸せじゃない、満たされていない」のかと言うと、決してそんなことはないんです。
もっと多くのクライアントと出会ってみたい、その人が体験した人生の意味を読み解き、生まれてきた目的を見つけていく取り組みを一緒に進めてみたい。私自身も人生にもっと豊かさを受けとれるような成熟さを受け入れていきたい。そんな気持ちはキャリアを積めば積むほど強くなっている気がします。
当時を振り返ってみて今感じるのは、
「あの出来事がなかったら、誰かの挫折や喪失感に寄り添うことができたとは思えない」ですし、
「心理カウンセラーとして、人の心の再生をサポートするためには、自分自身が病気を通過することで、新しい自分へ生まれ変わるような体験をする必要があったのかもしれない」という気持ちなんです。
こんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。
ピンチはチャンス
幸運は不幸の顔をしてやってくる
問題の陰に才能が隠れている
私の考え方で解釈するならこんな感じです。
・今起きていることが一見悪い出来事だとしても、その中から「新しい次の自分へ変わっていく」成長のためのきっかけを見つけることができる。
・問題の中から恩恵を見つけたり、自分の才能に気づいて活かすことで、まったく新しいレベルの幸せを受けとれる。
目の前の問題から解決を教えてもらう。悩みの根源にある心の痛みを癒すプロセスそのものが、人生を切り拓く力になっていく。という言い方もできますね。
問題や危機的な状況の奥に「私に何に気づかせるために?・どんな目的で起こったのか?」を一人一人が深く見つめて、そこから豊かな意味を受けとることで、新しい可能性を見つけていく。
こうした考え方は心理学では「プロセス志向」と言われています。
この状況になったことで得られたこと・体験できたことがあるかもしれない。こういった視点を持てると、今起きていることが「思ってもみなかった新しい可能性」に気づかせてくれたとも言えるんですよね。
今回の講演では、私自身の体験やカウンセリングの実例などを通して、プロセスが教えてくれる人生の幸せについてお話させていただきます。
起こることは、すべてあなたの利益になることであるという考え方について、経験談を元にわかりやすく話しています。
「なるほど~」と思っていただけるお話しですよ。
(2020/5/1 カウンセラーズフェスタ@東京)
■近藤あきとしのブログ
http://blog.livedoor.jp/cs_akitoshi/